不妊の漢方治療を始める前に、漢方と東洋医学の心を理解しましょう。
東洋医学の価値観から、不妊を漢方を使って治そうとする人に言いたいことがあります。
それは、「本当の自分が見えているのか?」という事です。
不妊治療には、なぜか魔もののようなものが取りつき、絶対に成功させなければ、絶対に子供を持たなければ、のような、外側から見ても理解が難しいような精神状態に陥っていることがあります。
このおかしな精神状態も、西洋医学では非常に肯定的にとらえ、そのおかしな精神状態で設定した目標に向かって、ただひたすらにコマを進めて行ったりします。
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しかしこれは、自然の流れではありません。
子供のために最も必要なもの。
それは、両親です。
そして子供が、胎児として宿り、誕生するまでの間は、健康な母体が不可欠です。
赤ちゃんが欲しいという目標を負うあまりに、赤ちゃんのための母体を傷つけてしまってはいけません。
不妊で漢方を利用するときは、まずはこのおかしな考えを改め、冷静な精神状態を取り戻し、不妊と漢方治療のために今すべきことは何なのかに辿りつかなければなりません。
不妊を漢方で治す前に、東洋医学を知りましょう。
「気」などの迷信めいた存在も信じられ、漢方の始まりも、まったく冗談のようで、フンコロガシの有名な話では、「フンコロガシは、フンを転がす。
だからおなかの中でも、きっとフンを転がしてくれる」という事で捕まえて、粉末状にし、薬として飲んだのが始まりだというのです。
単純に、フンコロガシというのは虫で、その粉末はタンパク質であろうと推察できるのですが、なぜかそれを飲んだ人は本当に便秘が治ってしまった。
この「なぜか治ってしまった」を繰り返し、確立させてしまったものが漢方なのです。
それじゃあ不妊の漢方治療なんて当てにならない、そう思うのはまだ早いです。
フンコロガシの話で分かることは、適当に虫を捕まえて偶然あたったという事ではありません。
自主的な、積極的な人体実験によって、それを判明させた、という事なのです。
長い歴史で人体実験を何万回と繰り返してきた哲学ある民間療法。
不妊を漢方で治そうというのは、ある意味で最も有効な手段なのではないでしょうか。
不妊の漢方治療では、東洋医学を理解する必要があるかもしれません。
しかし不妊に漢方治療、試す価値は絶対にあります。
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